忍者ブログ
鹿児島のイラストレーターの日常やらをつづっております。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

業界が“先祖返り”している——『ハルヒ』『らき☆すた』の山本寛氏が語るアニメビジネスの現在
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1007/26/news010.html

山本監督が語っております。

とくにDVDがこれから売れなくなっていくだろうという事は
実際にそうだと思います。

youtube、ニコニコ動画を始めとしてたくさん動画がネット上にあがる時代になってるわけですしね。
しかもこれからはiPadなどが普及してくるからどんどんデータでの売り出しが出てくるんじゃないかなぁ。

月岡先生ともこないだ話したんですが

本にしても同じでiPadなんかみたいにデータで買うという形態が主になっていくと思います。

だからそのうち出版社もなくなるんじゃないかなぁと思います。

だから新しい『BLACK★ROCK SHOOTER』の売り方は面白いなぁと思った。
DVDあげるからおもちゃ買ってってのは面白い
あとは作業量なんかがペイできればいいスポンサーになりそうですが…

ただタイアップが増えていくとどんどん
意見を聞かないといけなくなってきて、自分の作りたい作品から遠ざかっていくという可能性も少しはあるのではなかろうか…

このへんは難しそうだなぁ(ーー;

アニメーションのクオリティの話もしてますが
クオリティが高くなりすぎて中身が無くなるよりはずっと逆の方がいいと思います。
あとクオリティ高い=CGでは決して無い。
むしろ手描きのほうが個人的には
ずっとクオリティが高いのが多い気すらします。

3D使うならピクサーにまかせておけば問題ない気が…

今は監督が本当にいいたいアニメってのがどのくらいあるんだろうか…

個人的に
クリエイターとしては映画のように監督の意図が作中全部に入ってるような作品が増えていってほしいなぁ。

でも最近は本当にWeb上での公開が容易になったので個人製作のアニメーションが増えたなぁと、そしてそれがクオリティを上げる手助けになってればいいなぁと思います。

かならずしもいい事ばかりではないと思いますが…


あと記事でもあがってますが

ジブリは宮崎監督と高畑監督が引退されたらどうなるんだろうか…
後継者育成は難しいからなぁ…

そこが心配です(´・ω・`)
PR
先日アニメーションの3日間講習を受けてきました。

アニメーション作家の月岡貞夫さんの講習です。

授業を受けるってのはもう何年ぶりだろうか?
死ぬほど楽しかったです!
勉強タノシー!
今なら大人が勉強しなさいと言ってた意味が分かりますw

講習の内容自体はボーンを使っての歩きの作画作成だったのですが
それ以上に雑談の話がためになりまくりでした。

その中で芸術に関しての話が楽しかった。

日本のアニメーションは海外の芸術家達にはそんなに相手にされていないということ、それはヨーロッパの芸術はどっちかというと内面的で自分の世界観を表現していくのが第一にあるかららしい。

でも芸術の本質ってのはそこじゃなくて、どんな形でも人を感動させることが出来るのが芸術なんだ!

そして感動させるには共感を得ないといけない。

そこで必要なのが知識や企画になってくる

そしてそういう良い作品がコンテンツとしてなりたつ

と、ざっくりですがこういう話をしました。

この人を感動させる、共感しないといけないという部分は
俺の考えている部分ともかなり重なったので、かなり納得。

やっぱり大衆芸術(といっていいのかは分かりませんが)はいいなぁと

ちょっとまたいろいろと自分の方向性をじっくり考えてみようと思いました。

あとアニメーションの計画を全部やり直すことに…もうちょい自分を知った上の計画になると思います。

いろいろとこの3日間は勉強になったなぁ。
ボーンで動かすのも楽しかったし。

あとすごい貴重なのが当時の手塚先生の話や
トキワ荘の話とか藤子先生、石森先生などなど!
もう当時の話を思い出しながら話してるのを見てると感動的でしたw

だって本とかでしか見たことないことを体験してる人から
直接聞くってやばいです!ミーハーですすいませんw

いやぁ〜やはりもっといろんな人を鹿児島に呼べないもんかねぇ?


こういった長年業界にいる人たちの話というのはすべて勉強になります。

あーーもっといろんな人と語りたいです!



みてきました。
そしてちゃっかりパンフレットとブルータスの特集も買ってきました^^


ネタばれしてないつもりですがしてる可能性もあるのでお気をつけ下さい。


まちに待った17日!

とうとう借りぐらしのアリエッティが上映されました!

感想ですが

とにかく目線が面白いでした。

正直あんな目線で物を描こうと思った事すらなかったから新鮮。
あと
水滴がすげぇいい感じでポタッと落ちてきたり

マチバリがかっこうよく見えたり、しょうゆ差しが可愛かったりと

あーなるほど面白いなぁ!
という小物が沢山出てました。

あとダンゴムシが可愛いダンゴムシ!

そして家の中が北欧風というかヨーロッパ風なのかなあれは?

になってたので
BGMのケルト系音楽によくあってました。
日本なのに日本にいる感じがしない空気感は凄く好きです。

そして美術も満足!

いつものクセで美術の方にばっかり目がいってたきもしますが

やはり武重、吉田サンは素晴らしいデシタ!!

多分美術のためにもThe Art Of アリエッティを買う事でしょうw

ただ要所要所で3Dっぽい感覚になったりしたのがあまり…

そして物語自体は面白かったですが

いかんせん舞台が狭いので狭い世界になってしまってた気がします。

もう少し広がりがあってくれたほうが個人的には楽しめたかもしれません。

そしてやっぱりジブリの個人的なよさは手描きにもあるんじゃないかなぁと
今回のアリエッティはどこか綺麗すぎる感じがあったのですが…手描きなんだろうか?
もうジブリもCGなのかな?

ポニョはとても手描き感がでてて優しい感じで見れた覚えがあります。

でもこれから手描きなんてなくなるんだろうなぁと思うと悲しいですねぇ…

もう一個気になったのがカラスの下りがなんかディズニーっぽい演技になってたような気がします。
いい意味で新しい気がしてあれは好きでした☆

あと猫!
ジブリの猫はいつも動きがかわいい!
そしてイイコ!
今回はちょっとコワかったですがw

アリエッティの声も好きでした。
おおお!!
志田未来サンいいなぁぁ!!って感じで^^

しかし…樹木希林さんはトラウマになるんじゃないかなぁ…w



今回凄い楽しみにしてたのは世界が自然でいっぱいだったからです。

自然が好きなんですよー!

木とか草とか!

そういう自然界の物を見れるのが凄い嬉しくて

そして来たいどーりにかなりしっかり描いてくれてて見応えがありました^^

こういった美術が描けるようにならないとなぁ…

しかし…監督ってのは大変だよなぁと改めて思いました!

さーて自分の作品のほうも少しずつでも進めていかないとなぁ…
とりあえずモチベーションは上がった!!
絵を描いたりしてると大事になってくるのは描く道具になります。

自分は下書きをアナログで彩色をデジタルでやっているのですが。

下書きをする際は基本鉛筆です。

んで

いろいろと使い比べてやっぱりuniが使いやすいなぁという結論に…
そして消しゴムはmono

このふたつがアナログでの大戦力になります、いわゆる俺が作品を作って行く武器になるわけですよ!

そして最近まで彩色は、photoshopのカスタムブラシでずっとまえに作ったオリジナルブラシを駆使していたのですが

そろそろ新しい表現の為にというか、作業をしやすくするためにブラシをいろいろといじくる作業をしていました。

…いやぁ!
photoshopすごいですね!!w

こんなにいろんなブラシがつくれるなんて!

あるサイト様でアニメーションの背景美術もぼつぼつデジタルになっていて、今までアナログだったのをデジタルにして違和感がないようにするのに大事なのは、カスタムブラシの作り方じゃないか。

という記事を読んでアハ体験。

なるほどーー!!

というわけでデジタルでやってるならデジタルの良さを使いまくってやろうと思いました。

これでまた一歩先の表現力が身に付けばいいなぁと期待してw

新しい武器を手に入れれそうな予感です!!

しかし…鉛筆と消しゴムが武器ってスライムすら倒せなさそうだぜ!!



大塚康夫の動かす喜び
というDVDを見ました。

大塚康夫の歴史や仕事ぶりや今現在まで映像で残しているDVDです。

凄い勉強になりました…

動かすという事を楽しんで遊びつづけ、そのまま探究心を忘れず成長していき
日本のアニメーション界で生き続けた巨匠です。

最初に14歳のころのスケッチが出るのですがすでに上手すぎて唖然w
こりゃすげぇとなって
途中で五右衛門の作画を披露してくれるのですが…これがまた上手すぎる!

生きてる線というのはこういうものなんだなと見せつけられました…
こういう線が引けるようになりたい!!
そしてキャラクタを動かしたい!!

という思いが激しく強くなりアニメーションのモチベーションを非常に高めていただきました^^

映像の中で大塚康夫さんが言った言葉で

『絵は下手でもいいから活力のある絵を描きなさい』

と言ってました。

動いてる迫力を見てる人に伝えるような絵
そんな絵を目指したいですね。

他にも貞本さんとの対談もあり、貞本さんの学生時代の作品をみれたりとか(めちゃくちゃ上手い!)
大塚康夫さんが講師をしている学校の授業風景があったりとか

その授業の中でキャラクターを作る課題なんかで
10人にかかせると8、9人が同じようなキャラクタになって出てくる。
ここを異端かもしれないけど簡単に動かすのをイメージしてキャラクタをデザインしたら目立つ、そしてそういう人材が欲しい。

と言われていました。

これはその通りだなぁと
最近はというか前からだったかもしれませんが似たような絵が増えてるきがします。

というかほとんどオリジナルが出きったのかな?

言葉はむずかしいですが、その辺りから抜け出すヒントにもなりました。

とりあえずなによりも

活力のある絵

を描けということですねw

うーむカリオストロの城が見たくなりましたw

あーーはやくコンテ切り終わらないとorz
俺の先は長いです…楽しいけど!
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
有馬 憲吾
性別:
男性
自己紹介:
鹿児島でイラストレーターをやっております
コンセプトアートや背景イラストを主に描いてます。

お酒、エンターテイメント、イギリス、自然、猫好き!
いろいろな人と話をするのも大好きです
興味が有る方は是非お声をかけてください^^

イラストお仕事の依頼も随時受付中です。

メールは カテゴリー の はじめに。 にありますのでお手数ですがそこからお願い致します。
リンク
ブログ内検索
最新コメント
[04/01 ピース]
[05/27 ari]
[05/26 ひょっこり]
最新トラックバック
バーコード
カウンター
忍者ブログ / [PR]
/ Template by Z.Zone